節電エコチェッカーを使う
先日、消費電力を計測する「節電 エコチェッカー ET30D」を購入し、所有しているPCの消費電力をいろいろと調べていました。
年末年始休みで時間のある筆者はベンチマークやら仮想通貨マイニングなどの消費電力を調べていたのですが、気になるのは長時間プレイするMMORPGの消費電力です。
FINAL FANTASY XIV(FF14)のようなMMORPGをプレイする時はアプリケーションを一日起動しっぱなしという人も多いと思います。ではこのゲーム、どのくらいの電力を消費しているのでしょうか。
以下の環境でシステム消費電力を計測してみました。
- Core i5 8600K
- DDR4メモリ 16GB
- Manli GeForce GTX1070
- M.2 SSD 1TB
- HDD 2TB x2
- Blu-Rayドライブ
- SilverStone 1200W Gold
- ウルトラワイドモニタ
ウルトラワイドモニタはFPSゲームをプレイするので「LG34UC79G-B」を使用しています。

LG ゲーミング モニター ディスプレイ 34UC79G-B 34インチ/21:9 曲面 ウルトラワイド/IPS 非光沢/144Hz/DisplayPort×1,HDMI×2
- 出版社/メーカー: LG Electronics Japan
- 発売日: 2016/10/14
- メディア: Personal Computers
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描画制限をかけて消費電力を測定する
FF14には描画制限を設定する機能があるのでfps制限を変えてみます。
無制限と36fpsは意味がないので省略します。
リフレッシュレート 144fps
とりあえずヌルヌル動かしたいのでZotac GeForce GTX1060 6GBを使っていた頃からリフレッシュレートは144fpsにしていました。(それと後述するウィンドウモードでのカクツキがきになったので)
概ね、230Wほどの消費電力でした。
アサシンクリード オリジンズの消費電力と変わらないのでこのまま長時間放置は電気代的によくないですね。
リフレッシュレート 72fps
リフレッシュレートを72fpsに制限して消費電力を計測すると消費電力は180~190Wほどになりました。
FF14のウィンドウモードはエーテライトやマーケット付近にいるとカクツキが気になり、リフレッシュレートを最大に設定していました。
しかし現在のバージョンのFF14はこの問題が解決しているようですね。72~73fpsから大きく落ち込むことはありませんでした。
アプリケーション非アクティブ時にfps設定を制限する
消費電力は概ね100W以下で推移していました。
離席時にfps設定を制限する
離席にするとfpsは18に制限され、消費電力は115Wほどになりました。
総括
長時間プレイする、あるいは放置しておく可能性のあるFF14はリフレッシュレートの制限と離席時のfps制限を行うと電気代をかなり抑えることができそうです。('ω')