E3 2017会場からFFXIV PLL配信
E3 2017の会場からFINAL FANTASY XIVプロデューサーレターLIVEが配信された。
会場では既報のとおり、新蛮神スサノオと戦えるということで時折聞こえてくるプレイヤー達の歓声が凄かった。けっこうな盛り上がりであったようだ。
パッチ4.xでは定食にも変化が
PLLは質疑応答の形で行われた(通訳の方が質問を読み上げ、それに吉田直樹プロデューサー兼ディレクターが回答する形式)。その質問の中でも気になった点が一つある。海外メディアの取材でID追加数に変化があるという情報が流れ、プレイヤーから吉田Pが質問を受け、回答していたのだ。その質問について吉田PがPLL中で解説を行っていた。
この情報は海外のメディアは質問していたので吉田Pが答えたそうだが、日本のメディアは質問しなかったそうで、日本のプレイヤーの中には初耳という人が多かったらしい。 筆者もこのPLLを見ていて初めて知った。以下、箇条書きにしておく。
- 偶数パッチでは新たなIDを2つ追加する
- 奇数パッチでは新たなIDを1つ追加する
- 奇数パッチで追加するIDを減らす理由はIDが多すぎる。既に49個ある。もう十分だろう
- アラガントームストーンを入手する方法は増えており(PvP、クロの空想帳など)、エキスパートIDが使われる頻度がかなり減っている
- この状況で新たなIDをこれまでのペースで追加していくより、開発リソースを新たなコンテンツの開発に振り分けることにした
- 4人で遊べるコンテンツ(ハードコア)の拡充をしたほうが、ループでIDを作るよりは開発チームのモチベーションにもなるし、ユーザーにも喜んでもらえると思う
どうやらFFXIV開発チームも、やっと定食からの脱却を模索し始めたようだ。これは歓迎したい。(ああ、だからパッチ3.xでディアデム諸島のリニューアルとか手を出してきたわけか)
誰も行かなくなったエキスパID
パッチ3.5以降は聖典の入手方法が増えたこともあり、筆者はストーリー進行上IDをクリアはしたけれどエキスパルーレットは一度も行かなかった。
同じエキスパIDに通うと飽きるので最初から行かなかったわけだが、どうやら同じ考えの人達が多かったようだ。正直エキスパはかなり苦痛なので行きたい人だけ行けばいいと思う。ちなみに筆者はパッチ3.5以降はエキスパ以外の各種ルーレットで週制限をカンストさせていた。(PvPで牙狼装備を集めていると自然とカンストしていたのである)
パッチ4.0リリース以降のスケジュールが公開
今回のPLLではパッチ4.0リリース以降のスケジュールも公開された。
蒼天のイシュガルドのアーリーアクセスを経験した人ならわかりやすい内容になっている。パッチ4.0実装から暫くの間はユーザーにのんびりストーリーを楽しんでもらい、その後間を置いてレイドなどのコンテンツが実装されていく方式だ。
パッチ4.0(6月16日)
- アーリーアクセス開始
パッチ4.0(6月20日)
- 紅蓮のリベレーター正式サービス開始
パッチ4.01(7月4日)
- 時限の狭間オメガ(ノーマル)オープン
パッチ4.05(7月18日リリース)
- 次元の狭間オメガ:零式 オープン
- 宝物庫 ウズネアカナル オープン
- アラガントームストーン:万物 排出開始
パッチ4.x新装備群の情報
パッチ4.0実装時から「アラガントームストーン:真理」は排出されるが週制限はない。これは蒼天のイシュガルドでいうところの「法典」に相当するものだろう。「万物」はおなじみの週制限だ。
アラガントームストーンと交換する装備はPLLと同日に公開された「Eorzea Collection 2017S」でも登場している。
ちなみにFFシリーズでおなじみの「源氏」シリーズは次元の狭間オメガの報酬アイテムだそうだ。
Youtube「Eorzea Collection 2017S」
レイド4層の武器入手の仕組みを変更
パッチ4.0では新ジョブの赤魔道士と侍も追加され、計15ジョブとなる。そのためレイド4層で入手する武器の取得する仕組みを変えたそうだ。(誰も必要としない武器が出現することを避けるため)
新たな宝物庫コンテンツ
「ウズネアカナル」はレベル70の宝物庫であり、レベル60の「アクアポリス」の上位コンテンツとなる。
Youtube「Square Enix Present: E3 2017 - Day1」